介護職を10年間続けて良かったこと7選|経験者が感じたメリット

介護

自由を追いかけて迷子中!どうもタクマネです!

今回は、僕が約10年間、特別養護老人ホーム(特養)で介護職として働いて「続けていて良かった」と感じたことについて紹介します。

これまで僕のブログでは、

「介護職の1日の仕事内容」

「特養の夜勤」

「介護職で大変だったこと」

「特養介護職の給料」

「介護職を辞めたいと思った理由」

など、介護職のリアルな部分について紹介してきました。

正直、介護職は大変なことも多い仕事です。

給料や夜勤、精神的な負担などから、僕自身も最終的には介護職を辞めることになりました。

しかし、だからといって、

「10年間介護職をやって後悔している」

というわけではありません。

むしろ、10年間働いたからこそ身についたことや、今の生活でも役立っていることがたくさんあります。

今回は、そんな僕が実際に介護職を10年間続けて感じた「やっていて良かったこと」を紹介します。

これから介護職を始めようと思っている方や、現在介護職をしている方の参考になれば嬉しいです。

※この記事は、約10年間特養で働いた僕個人の経験や感想をもとにしています。すべての介護職員に当てはまるとは限りません。

介護職を10年間続けて良かったこと7選

僕が介護職を10年間続けて良かったと感じているのは、主に次の7つです。

  1. 介護福祉士の資格を取得できた
  2. 社会人としての基本や忍耐力が身についた
  3. 子育てにも介護の経験が役立った
  4. 家族の介護が必要になったときに役立った
  5. 相手に寄り添う力が身についた
  6. 人とのコミュニケーション能力が身についた
  7. 利用者さんの変化を感じる喜びを知れた

それぞれ詳しく紹介していきます。

1.介護福祉士の資格を取得できた

僕が介護職を続けて良かったと思うことの一つが、介護福祉士の資格を取得できたことです。

僕が働いていた施設では、会社が資格取得をサポートしてくれました。

資格取得に向けて施設側が積極的にサポートしてくれる環境だったので、介護福祉士を取得することができました。

介護福祉士を取得したからといって、僕の場合は資格手当が月3,000円だったので、給料が大幅に増えたわけではありません。

それでも、資格を持っていること自体には意味があると思っています。

例えば、もし働いている施設が自分に合わず、転職することになったとしても、介護福祉士の資格を持っていることで、介護職として次の職場を探すときの選択肢を広げやすくなります。

僕自身、

「資格を一つ持っているというのは強いな」

と感じています。

また、介護福祉士は僕が取得した当時、更新の必要がない資格だったため、一度取得しておけば長く保有できるという点もメリットだと感じました。

これから介護職を始める方で、勤務先が資格取得をサポートしてくれるのであれば、僕は取得を目指してみてもいいと思います。

2.社会人としての基本や忍耐力が身についた

僕は高校を卒業してすぐに介護職として働き始めました。

そのため、介護職が僕にとってほぼ初めての社会人経験でした。

10年間働く中で、

  • 先輩や上司との接し方
  • 他の職員とのコミュニケーション
  • 利用者さんとの接し方
  • 仕事に対する責任感
  • 周囲と協力して仕事をすること
  • 多少嫌なことがあっても仕事を続けること

など、社会人としての基本的な部分を学んだと思っています。

もちろん、最初から何でもできたわけではありません。

先輩から注意されることもありました。

時には厳しいことを言われることもありました。

でも、10年間働いているうちに、少しくらい嫌なことを言われても簡単には心が折れなくなりました。

いわゆる忍耐力がついたのだと思います。

これは介護職だけではなく、その後に別の仕事へ転職したときにも役立っていると感じています。

3.子育てにも介護の経験が役立った

介護職をやっていたことで、意外なところでも役に立ちました。

それが子育てです。

子どものおむつ交換をするとき、僕はほとんど抵抗がありませんでした。

介護職では、当然ですが大人の排泄介助やおむつ交換も行います。

そのため、子どものおむつ交換くらいなら、

「全然大丈夫」

という感じでした。

便の処理についても、介護職で大人の排泄介助を経験していたので、特に抵抗はありませんでした。

もちろん、子育てと介護はまったく別物です。

ただ、

「排泄物を処理する」

「おむつを交換する」

といったことへの抵抗感が少なかったのは、介護職を経験していたからだと思います。

介護職の経験が、こんなところで役立つとは思っていませんでした。

4.家族の介護が必要になったときに役立った

これは、介護職を経験していて本当に良かったと思ったことの一つです。

実際に、僕の義理の母が介護を必要とすることになりました。

そのとき、介護職として働いていた経験がかなり役立ちました。

例えば、

  • トイレへの移乗
  • 車への移乗
  • 装具のつけ方

などを、特に説明を受けなくても行うことができました。

もちろん、実際の介護では本人の状態や身体状況に合わせた対応が必要です。

僕の場合は介護職としての経験があったため、こうした介助をスムーズに行うことができました。

さらに、義理の兄弟も介護職をしていたため、

「こうした方がいいんじゃないか」

「この場合はこうしよう」

など、介護についていろいろな意見を出し合うこともできました。

もし介護職を経験していなかったら、家族の介護が必要になったときに、もっと戸惑っていたと思います。

介護職は「仕事でしか使わない知識」だと思っていましたが、実際には家族の介護にも役立つ知識や技術でした。

5.相手に寄り添う力が身についた

介護職を10年間やって、一番大きく身についたものの一つが、

「相手に寄り添う力」

だと思っています。

介護では、自分の都合だけで利用者さんを動かすことはできません。

「今からおむつ交換をするのでお願いします」

と言っても、

「嫌だ」

「今はやりたくない」

と言われることがあります。

そういうときに、

「仕事だからやらなければいけない」

と一方的に進めるのではなく、

「なぜ嫌なのだろう?」

「今は何か困っていることがあるのかな?」

と相手の立場を考える必要があります。

もちろん、毎回うまくいくわけではありません。

それでも10年間そうした経験を積み重ねたことで、相手の気持ちを考える習慣が身についたと思います。

これは介護職を辞めた後でも、人と接するときに役立っていると感じます。

6.コミュニケーション能力が身についた

介護職は、実はかなり人と話す仕事です。

利用者さんと会話をすることも仕事の一つです。

特に認知症の方などの場合、

「何を話せばいいんだろう?」

と最初は困ることもあります。

しかし、毎日いろいろな方と接していると、

「この人はこういう話が好きなんだな」

「この話題なら話してくれるな」

など、少しずつ分かるようになっていきます。

相手に合わせて話題を変えたり、会話のきっかけを作ったりする力も身につきました。

これは介護職以外でも役立つ能力だと思っています。

例えば、営業職や接客業だけではなく、普通の会社員でも人とのコミュニケーションは必要です。

介護職で身につけた、

「相手に合わせて話す」

という経験は、他の仕事でも活かせるのではないかと思います。

7.利用者さんの変化を感じる喜びを知れた

介護職をやっていて嬉しかったこともたくさんあります。

特に印象に残っているのが、認知症の方などで普段は表情が乏しい方が、自分のケアによって少し表情を見せてくれたときです。

介護では、必ずしも目に見える大きな成果が出るわけではありません。

でも、

「今日はいつもより笑ってくれた」

「少し会話ができた」

「いつもより穏やかに過ごしてくれた」

といった小さな変化があります。

そういう変化を感じられたときは、

「この仕事をやっていて良かったな」

と思いました。

介護職は大変なことも多いですが、人の生活に直接関わる仕事だからこそ感じられる喜びもあります。

介護職は大変だけど、得られるものも多かった

ここまで読んでもらうと分かると思いますが、僕は介護職について良いことばかり言っているわけではありません。

これまでの記事でも書いてきたように、

  • 給料の問題
  • 夜勤
  • 精神的な負担
  • 人手不足
  • 将来への不安

など、僕自身が大変だと感じたこともたくさんありました。

最終的には介護職を辞めました。

それでも、10年間働いたことを後悔しているわけではありません。

介護職を経験したからこそ身についたものがあります。

介護福祉士という資格も取得できました。

社会人としての基本も学びました。

家族の介護にも役立つ知識や技術が身につきました。

そして何より、

「相手の立場になって考える」

ということを学べたのは大きかったと思っています。

介護職を辞めても、10年間の経験はなくならない

僕は現在、介護職ではありません。

約10年間働いた介護職を辞めて、別の仕事に転職しました。

それでも、介護職で身につけたものがなくなったわけではありません。

介護の知識や技術は、家族の介護が必要になったときに役立ちました。

コミュニケーション能力や忍耐力は、どんな仕事でも役立つ可能性があります。

そして、10年間一つの仕事を続けたという経験そのものも、自分の中に残っています。

仕事を辞めると、

「今までやってきたことが全部無駄になるのでは?」

と思ってしまう人もいるかもしれません。

でも、僕はそうは思いません。

転職して仕事が変わっても、そこで得た経験まで消えるわけではありません。

これから介護職を始める人に伝えたいこと

これから介護職を始めようと思っている方に、僕から一つ伝えるとしたら、

「介護職で身につくものは意外と多い」

ということです。

もちろん、大変な仕事なので誰にでもおすすめできるわけではありません。

給料や夜勤、職場の人間関係など、実際に働いてみないと分からないこともあります。

それでも、

「介護職を経験したからこそ身についた」

と思えるものは僕自身かなりありました。

もし施設側が資格取得をサポートしてくれるのであれば、介護福祉士を目指してみるのも一つの選択肢だと思います。

そして、もし働いてみた結果、

「自分には合わない」

と思って辞めることになったとしても、それまでに身につけた知識や経験まで無駄になるわけではありません。

僕自身が10年間働いて、そのことを実感しています。

まとめ|介護職を辞めた今でも「10年間やって良かった」と思う

今回は、僕が介護職を約10年間続けて良かったと思うことを紹介しました。

特に大きかったのは、

  • 介護福祉士の資格を取得できた
  • 社会人としての基本や忍耐力が身についた
  • 子育てにも介護経験が役立った
  • 家族の介護が必要になったときに役立った
  • 相手に寄り添う力が身についた
  • コミュニケーション能力が身についた
  • 利用者さんの変化を感じる喜びを知れた

という7つです。

僕は最終的に介護職を辞めました。

しかし、

「介護職を10年間やったことを後悔しているか?」

と聞かれたら、答えは「いいえ」です。

介護職を経験したことで、資格も取得できました。

社会人としての経験も積めました。

家族の介護にも役立つ知識や技術が身につきました。

そして、人に寄り添うことの大切さも学びました。

介護職は大変な仕事です。

僕自身も給料や夜勤、精神的な負担などから転職を決めました。

それでも、10年間働いたからこそ得られたものはたくさんあります。

これから介護職を始めようとしている方や、今まさに介護職を続けるか迷っている方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

それではまた次回!一緒に自由な人生を目指していきましょう!タクマネでした!

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