自由を追いかけて迷子中!どうもタクマネです!
はじめに
特養の夜勤って、実際にはどんな仕事をしているの?
夜勤は何時から何時まで?
夜勤中は忙しい?それとも暇?
夜勤は一人でどれくらいの利用者さんを見るの?
これから介護職として働こうとしている方や、特養への転職を考えている方の中には、こんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
僕は特別養護老人ホーム(特養)で約10年間、介護職として働いてきました。
その中で夜勤も数多く経験しています。
そこで今回は、僕が実際に働いていた特養を例に、夜勤の仕事内容や17時から翌9時までの流れ、夜勤で大変だったこと、そして10年間働いて感じた夜勤の本音まで紹介します。
※夜勤の勤務時間や職員数、休憩時間、仕事内容などは施設によって異なります。この記事では、あくまで僕が働いていた施設での実例を紹介しています。
特養の夜勤は何をする?
特養の夜勤では、日勤の職員が帰った後の利用者さんの生活を支えます。
主な仕事内容は、
- 夕食介助
- 服薬介助
- 就寝介助
- オムツ交換
- トイレ介助
- 巡回&2時間おきの体位変換
- ナースコール対応
- バイタルチェック
- 起床介助
- 朝食介助
- 記録
- 翌日の準備
- 日勤職員への申し送り
などです。
夜だからといって、ずっと利用者さんが寝ているわけではありません。
夜間にも排泄介助やナースコールへの対応があり、朝方になると起床介助や朝食介助も始まります。
僕が働いていた特養の夜勤体制
僕が働いていた施設では、夜勤の勤務時間は17時から翌9時まででした。
基本的には3フロアを3人の夜勤職員で担当していました。
1フロアあたりの利用者さんは最大24名。
そのため、僕は基本的に1フロア最大24名を一人で担当していました。
3フロア合わせると、最大72名を3人で見る体制です。
もちろん、実際の利用者数は日によって変わります。
また、休憩は基本的に1時間。
休憩中は残った2人の職員で最大72名を見守り、インカムを使って連携していました。
施設によって夜勤の人数や担当する利用者数は違うので、「特養の夜勤は必ずこの人数」というわけではありません。
特養の夜勤のタイムスケジュール
ここからは、僕が実際に働いていた施設での夜勤の流れを紹介します。
17時|出勤・申し送り・夕食
17時に出勤すると、まず日勤の職員から申し送りを受けます。
その日の利用者さんの体調や、夜間に注意しておきたいことなどを確認します。
申し送りが終わったら、夕食の時間です。
食事介助が必要な利用者さんの介助を行ったり、食事後の対応をしたりします。
18時|バイタルチェック・オムツ交換
夕食後は、申し送りの際に指示があった利用者さんのバイタルチェックを行います。
その後、オムツ交換などを行います。
利用者さんによって必要な介助が違うため、その日の状態を確認しながら対応していきます。
19時~20時|服薬・就寝介助
19時頃からは、就寝薬を配りながら利用者さんを居室へ誘導していきます。
トイレ介助やオムツ交換、移乗介助などが必要な方には、それぞれ必要な介助を行います。
この時間帯は、利用者さんが就寝するまでにやることが多いため、比較的忙しい時間帯です。
20時~23時|記録・翌日の準備・ナースコール対応
利用者さんの就寝が落ち着いてくると、少しずつ自分の仕事を進められるようになります。
僕の場合は、
- 記録
- 翌日の服薬準備
- 翌日のための準備
- ナースコール対応
- 巡回(30分おき)&体位変換(2時間おき)
などを行っていました。
ただし、夜勤なので「落ち着いたからずっと暇」というわけではありません。
ナースコールが鳴れば対応しますし、利用者さんの状態によっては予定外の対応が必要になることもあります。
23時~24時|バイタルチェック
23時から24時頃には、申し送りの際にバイタルチェックの指示があった利用者さんのバイタルを測定します。
夜間の状態を確認しながら、必要な記録も行います。
24時|ローテーションで休憩
0時頃になると、夜勤職員が順番に休憩を取ります。
僕の施設では基本的に1時間の休憩でした。
休憩に入っている職員の担当フロアについては、残っている職員が協力して見守ります。
その際もインカムを使って連携しながら対応していました。
5時|オムツ交換
朝方になると、再びオムツ交換などが始まります。
僕が働いていた施設では、この朝方の時間帯が夜勤の中でも忙しく感じることが多かったです。
朝方で起きてくる利用者さんも増えてきたり、おむつ交換しているのにも関わらずナースコール
もなったりするので対応も忙しいです。
6時|バイタルチェック・起床介助
6時頃になると、申し送り時に指示があった利用者さんのバイタルチェックを行います。
その後、利用者さんを起こしていく起床介助を行います。
着替えやトイレ介助など、それぞれ必要な介助を行いながら朝の準備を進めます。
8時|申し送り・朝食介助
8時頃になると、日勤の職員への申し送りを行います。
夜間に何か変化がなかったか、注意しておきたいことはないかなどを伝えます。
その後は朝食介助を行います。
9時|記録・夜勤終了
朝食介助などが終わったら、最後に必要な記録を行います。
そして9時になれば夜勤終了です。
長い夜勤が終わり、朝の時間帯に帰宅します。
特養の夜勤で一番忙しい時間帯は?
僕が働いていた施設では、夜勤の中でも特に忙しく感じたのは朝方でした。
朝方になると、
- オムツ交換
- トイレ介助
- ナースコール対応
- 起床介助
- バイタルチェック
- 朝食介助
などが重なってきます。
特にトイレに行きたいという利用者さんが増えたり、ナースコールが多くなったりする印象がありました。
夜間の落ち着いた時間帯から一気にやることが増えるので、朝方は忙しくなります。
特養の夜勤で大変だったこと
僕が約10年間働いていて、夜勤で特に大変だと感じたのは、通常の業務ではなく「イレギュラーな出来事」が起きたときです。
感染症が発生したとき
例えば、新型コロナなどの感染症が発生した場合です。
感染症が広がらないようにゾーニングを行ったり、利用者さんの移動を制限したりする必要があります。
さらに、利用者さんのバイタルチェックや感染症対策なども必要になるため、普段よりも仕事量が増えます。
夜勤の少ない人数で対応しなければならないため、かなり大変でした。
災害や断水などが起きたとき
災害などのイレギュラーが発生したときも大変です。
避難誘導が必要になったり、断水によって水が使えなくなったりすると、普段通りの介護ができません。
夜勤はもともと職員の人数が少ないため、こうした予想外の出来事が起きると、一気に大変になります。
僕が夜勤を経験して感じたのは、通常業務そのものよりも、こうした「予定外のこと」が起きたときの対応が特に大変だということです。
特養の夜勤はきつい?10年間働いた僕の本音
ここまで読むと、「特養の夜勤ってかなりきつそう」と感じるかもしれません。
もちろん大変なこともあります。
ただ、僕自身は10年間働いてみて、夜勤は慣れてしまえば案外楽だと感じていました。
もちろん個人差はありますし、施設の体制によっても変わります。
それでも、夜勤は基本的な流れが決まっています。
何度も夜勤を経験していると、
「この時間になったら次はこれをする」
という感覚が身についてきます。
また、日勤と比べると職員の人数が少ないため、人間関係の面では気が楽でした。
もちろんナースコールや急な対応はありますが、普段の流れを覚えてしまえば、自分のペースで仕事を進めやすい部分もあります。
僕の場合は、夜勤そのものよりも、感染症や災害などのイレギュラーが発生したときの方が大変でした。
夜勤明けはどんな感じ?
夜勤が終わるのは朝9時です。
夜勤明けの日は、なんとも言えない変なテンションになることもありました。
それだけ長い夜勤が終わったという解放感があるからです。
そして、夜勤の勤務が終われば、その日は「明け」。
さらにその次が休みになる勤務だったので、
夜勤 → 明け → 休み
という流れになることもあります。
朝に仕事が終わって帰れるというのも、夜勤明けならではのちょっとした優越感でした。
ただし、夜勤明けの過ごし方は人それぞれです。
そのまま寝る人もいれば、買い物や用事を済ませる人もいます。
僕の場合も、その日の疲れ具合によって過ごし方は変わっていました。
特養の夜勤に向いている人
僕が実際に夜勤を経験して感じた、夜勤に向いていると思う人はこんな人です。
一人で仕事をすることが苦にならない人
夜勤は日勤と比べて職員の人数が少なくなります。
そのため、一人で判断して動く場面も増えます。
決まった流れの仕事が好きな人
夜勤は基本的な流れがある程度決まっています。
慣れてくれば先の仕事を予測しながら動けるようになります。
イレギュラーにも落ち着いて対応できる人
夜勤では職員の人数が少ないため、急な体調変化や災害などが発生した場合には、落ち着いて対応する必要があります。
夜勤に抵抗がない人
もちろん夜に働くこと自体が苦手な人もいます。
夜勤明けの生活リズムが合うかどうかは、人によってかなり違うと思います。
まとめ|特養の夜勤は大変だけど、慣れると案外楽だった
今回は、僕が特養で約10年間働いた経験をもとに、夜勤の仕事内容や1日の流れを紹介しました。
僕が働いていた施設では、17時から翌9時までが夜勤でした。
夕食介助から始まり、就寝介助、巡回、オムツ交換、バイタルチェック、起床介助、朝食介助など、夜勤中にもさまざまな仕事があります。
特に朝方は、オムツ交換やトイレ介助、ナースコールなどが増えるため、忙しくなりやすい時間帯でした。
一方で、僕自身は10年間夜勤を経験する中で、通常の夜勤については「慣れてしまえば案外楽」と感じるようになりました。
一番大変だったのは、感染症や災害、断水などのイレギュラーが発生したときです。
特養の夜勤は決して楽な仕事ではありませんが、実際に経験してみると、夜勤ならではの働き方やメリットもあります。
これから特養で働こうと考えている方や、夜勤がどんな仕事なのか知りたい方の参考になれば嬉しいです。
それではまた次回!一緒に自由な人生を目指していきましょう!タクマネでした!


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